MVNOとは?わかりやすく解説!初心者でも一発でわかる
MVNOはMobile Virtual Network Operatorの略で直訳すると、仮想移動体通信事業者のことです。

MVNOはドコモやau、ソフトバンクなどの携帯電話回線を借りて、独自のサービスを加えて格安料金で提供する会社を指します。


MVNOっちゅうのは、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から回線を借りてスマホ料金を安く提供してくれる会社のことや。
なぜ、大手キャリアから回線を借りられるわけ?
ドコモやau、ソフトバンクなどは莫大な金額を投じて、アンテナを立てたりして通信回線網を整備したわけです。
そして揺るがぬ地位を得たのにもかかわらず、他社に通信回線を貸すなんておかしいと思うはずです。
大手キャリアは、通信回線網を整備するとき、総務省に電波帯域の使用認可をもらわないといけません。
そのときに、ある条件を出されるんです。


まあ、通信網を使う許可を得るときに「MVNOに貸してやらんと許可せんで」っちゅうことをお偉い方に言われたってことや。
ということで、MVNOは大手キャリアから通信回線を借りることができるわけです。
MVNOは使用認可を受けた大手キャリアの設備を借りるので、総務省から許可を受けていない会社でも参入できます。
2001年に日本で始めてMVNOが登場して以来、現在ではさまざまなMVNOが通信サービスを提供しています。
ちなみに、2001年日本初のMVNO第一号は、日本通信b-mobile(ビーモバイル)です。
借りた回線はDDIポケット(現在のソフトバンク)のPHS回線を利用していました。
2017年末時点でのMVNO会社数は?


まあ、それだけ参入する価値がある市場っちゅうことやな。
いかに大手キャリアが利益を今まで独占していたかが分かります。爆
どうしてこんなにMVNOが普及したの?
以前までは「携帯代って高いな・・・」と思いつつも、大手キャリアの言われるがままに携帯代を払っていました。


さらに本体価格が安いスマートフォンの登場(中国・台湾製:値段が1万の端末も出始めた)によって、MVNOが注目され始めたんですね。
近年のスマホの急激な普及によって、スマホ端末代も高額(5万、8万などはザラ)になり、端末代も安くて、スマホ代も安くなるというユーザーにとっては嬉しいサービスだったわけです。
そりゃ安いほうがいいですよね^^
また、大手キャリアの【2年縛り】という顧客を自社に永遠と縛り付けて、高い料金を払わせられる契約縛りもない(プランによる)のも普及した要因のひとつです。
解約月(解約料金がかからない月)を過ぎてしまうと、「今解約すると解約料が発生しまーす」というのってかなり腹立ちますよね。笑


今解約すると、解約料9,80円がかかりまーす!
あと2年使ってね♪
「2年以上使ったのになんで解約料がかかるんだ!」ってなりますし^^
そんなひどい縛りもMVNOでは存在しませんので(プランによる)安心できますよね。
・格安SIMはMVNOが販売するSIMカードのこと
・格安スマホは格安SIMを挿したスマホのこと
MVNOとMNOの違いってなに?
MVNOを調べていくと、「なるほど、大手キャリアから通信回線を借りて、格安でスマホ料金を提供している会社なんだな」と分かってきますが、同じような言葉のMNOが出てきます。
この際なので、ここで解決しておきましょう。
MNO(エム・エヌ・オー)はMobile Network Operator(移動体通信事業者)の略で、「移動体回線網を自社で用意している事業者」のことです。


簡単にいうと、自分たちで通信回線設備を持っている会社のことです。
つまり、MNOはドコモ、au、ソフトバンクなど自分達で通信回線を持っている会社ってことですね。
Y!mobileって安いけどMVNOじゃないの?


ソフトバンクは自前で通信回線を持っておるやろ。
ちゅうことは、
Y!mobileも間接的に通信回線を持ってるってことになるんや。
よってMNOってことや!よぅ覚えとき。
ドコモ、auなど大手キャリアとの違いは?


自社で通信回線を保有しているため、そのメンテナンス維持費を携帯料金に上乗せして提供している。
よって携帯料金が高い(6,000円〜1万)

通信回線を大手キャリアから借りていて、店舗を持たないため、人件費などが節約できる。
よって、携帯料金を格安で提供できる。(1,000円台から使える)
2年縛り中で、今解約すると解約料がかかるから、格安スマホにするのを見送っているという方もいると思います。
ですが、あくまで私の場合ですが、ソフトバンクから格安スマホ(楽天モバイル)に乗り換えてから8,000円台たった料金が今では1,000円台に収まっています。
多いときでも2,000円をちょっと超えるかどうかです。
月に6,000円も節約できて年間72,000円も節約できたことになります。
1万足らずの解約料を払っても十分おつりが来ますよね。
料金別に安いMVNO会社を一覧にしてあるので、「そんなに安くなるんじゃ格安スマホにしたい」と思った方は覗いてみてください。