【徹底解説】格安スマホに乗り換える具体的な手順
格安スマホの場合、自分で設定を行う必要があるので、「格安スマホに乗り換えたいけど、やり方がわからない」の理由で乗換えを諦めている人もいます。
ですが、正直パソコンで「ネットを見るスキル」さえあれば誰でもできます!
そんなに難しいことはありませんので、格安スマホデビューして携帯代をガンガン安くしちゃいましょう!
ちなみに私はソフトバンクから格安スマホ(楽天モバイル)に乗り換えてから年間72,000円オトクになっています^^
格安スマホに乗り換える基本的な流れ
格安スマホに乗り換える基本的な流れは以下の通りです。
@クレジットカードを持っていない場合は、クレジットカードを申し込む
AMNP予約番号を取得する
BMNP予約番号、クレジットカード、身分証明書を準備
C乗り換えたい格安スマホの格安SIMを申し込む
DSIMが届いたらMNPの切り替えを行う
E初期設定をする
→完了!
格安スマホはクレジットカードが必須条件
格安スマホの場合は、クレジットカードで携帯代を払うのが必須になるので、持っていない場合は、クレジットカードを発行しておきましょう。
楽天カードであれば、還元率1%で楽天ポイントがザクザク貯まります。
特に楽天モバイルに申し込めば楽天市場でのお買い物が+2倍になり、楽天カードで買い物をすればさらに+2倍、楽天市場で買い物をすれば+1倍(ベース)、しかも楽天アプリで買い物をすれば、さらに+1倍、合計6倍のポイントが付くめちゃくちゃお得なクレジットカードです。
単純に考えても、買い物した金額の6%がポイント還元されるので実質消費税が2%まで下がる計算ですよね。
2%の消費税でお買い物ができると考えたら、超オトクじゃないですか^^
私も楽天モバイルと楽天カードを使い倒して、ザクザクポイントを貯めちゃってます^^
楽天カードは審査が甘いので、主婦の方でも通りやすいのが嬉しいところです。
クレジットカードを持っていないと次に進めないのでまずは、楽天カードに申し込むところから始めましょう。
格安スマホの会社(MVNO)はどこを選べばいいの?
「格安スマホに乗り換えたい」といっても、2017年末時点でMVNO会社数は817社もあります。
そんなたくさんの会社から1つを選ぶなんて到底できません。
料金が安いMVNOに絞ってランキングしていますので、参考にしてみてください。
ちなみに、先ほど私は楽天モバイルを使っているとお伝えしましたが、月額料金はほぼ2,000円台に収まっています。
docomo、au、ソフトバンクの携帯代は8,000円以上がザラですが、格安スマホにしただけで、6,000円も安くなるんです。
下手な節約よりもよっぽど効果がありますよね^^
ちなみに、一番安いのはLINEモバイルです。
データ容量は1GBあり、月額1,200円で使えます。
しかも、LINEのトークや無料通話をしても通信量にカウントされないのも大きなメリットです。
「もっといろいろと比較してみたい」という方は、格安スマホランキングをご覧ください。
格安スマホを決めるときのポイント3つ
たくさんのMVNOがあるので、決めるときの3つのポイントをお伝えします。
1.あなたの欲求にマッチした会社を選ぶ
(料金が安ければいい、かけ放題がないとダメだ、データ通信量は無制限がいいなど)
2.サポートがしっかりしている会社
(mineo(マイネオ)、UQモバイル、イオンモバイルは実店舗があるので、
丁寧なサポートが受けられる)
3.キャンペーンを活用してより安く!
MVNO(格安スマホ会社)のほとんどが実店舗を持たない、ネットから申し込みが基本になります。
いざというとき、docomoやauなど大手キャリアのように近くの店舗に駆け込めないので、サポートがしっかりしていたほうが心強いです。
といっても、格安スマホを3年以上使い続けている私でも、「スマホが急に使えなくなった」など、特に困ったことはありません。
ですが、申し込みのときにいろいろと質問したら丁寧に対応してくれたので、安心して申し込めた経緯があります。
ところで、MVNO各社がしのぎを削っているのがキャンペーンです。
MVNOが行っている主なキャンペーン
・ギフト券がもらえる
・データ増量(通常1GBが3GBで同額料金など)
・最新端末割引
・月額割引
いちばんおトク感があるのは、【キャッシュバック】ですよね^^
こういったキャンペーンを利用することで、トータルの金額を安く抑えることができます。
申し込みのときは、ぜひキャンペーンにも目を向けてみてください。
「キャンペーンに惹かれて申し込んだら、あっちのMVNOの方がトータルで安かった」なんてことにならないように、気をつけてくださいね^^
乗り換えるMVNOが決まったらSIMカードを申し込もう
「よし!月額料金がいちばん安いLINEモバイルにしよう」と使いたいMVNOが決まったら、今度はSIMカードを申し込みます。
実際にMVNOの申し込みページにいくと、
「端末とSIMカードのセット」
「SIMカードのみ」
この2つから選べるようになっています。
「この際、新しいスマホにしてみるかー!」という場合は、「端末とSIMカードのセット」を選びましょう。
「いや、今使ってるスマホは買ったばかりだから、このまま使いたい」という場合は、「SIMカード」のみを選べばOKです。
SIMカードのタイプはどれを選ぶの?
まず、SIMカードは3種類あります。
通話SIM
データSIM(SMSあり)
データSIM(SMSなし)
通話SIMは、ネットもできるし、SMS(ショートメール)もできるし、電話もできるというSIMです。
データSIMでは電話は使えないので、注意してください。
「格安スマホで電話もしたい」という場合は、必ず【通話SIM】を選びましょう。
SIMサイズはどれを選ぶの?
次に出てくるのがSIMカードの【サイズ】です。
これまた3種類あります。
・標準 SIM
・micro SIM
・nano SIM
「端末とSIMカードのセット」を選んだ場合は、SIMサイズも端末に合わせて自動的に選択してくれるので困ることはありません。
しかし、今の端末を格安スマホとして使いたいという場合は、今の端末がどのSIMサイズなのかをチェックする必要があります。
今使っている端末のSIMサイズをチェックする方法
それでは、今使っている端末のSIMサイズをチェックしていきましょう。
iphoneの場合
iphoneは端末の裏に【model ****】というモデル番号があります。
それをチェックして以下の表と照らし合わせて、SIMサイズをチェックしてみてください。
iphoneのモデル | 本体裏面の【Model】横の英数字 | SIMカードのサイズ |
iPhone 4 |
A1349 |
micro-SIM |
iPhone 4s |
A1431 |
micro-SIM |
iPhone 5 |
A1428 |
nano-SIM |
iPhone 5c |
A1456 |
nano-SIM |
iPhone 5s |
A1453 |
nano-SIM |
iPhone 6 |
A1549 |
nano-SIM |
iPhone 6 Plus |
A1522 |
nano-SIM |
iPhone 6s |
A1633 |
nano-SIM |
iPhone 6s Plus |
A1634 |
nano-SIM |
iPhone 7 | A1779 | nano-SIM |
iPhone 7 Plus | A1785 | nano-SIM |
iPhone 8 | A1906 | nano-SIM |
iPhone X | A1902 | nano-SIM |
Androidの場合
設定→端末情報→モデル番号
で機種名をチェックします。
【その機種名+SIMサイズ】で検索をかけると、今使っている端末のSIMカードのサイズが分かります。
SIMロック解除はしないといけないの?
今使っている端末を格安スマホとして使う場合、SIMロック解除をしないと使えない場合があります。
SIMロックを解除する必要がある場合は、以下の通りです。
auユーザー(auの端末を持っている)が、ドコモ回線やソフトバンク回線を使用している格安スマホ会社に乗り換える場合
docomoユーザー(docomoの端末を持っている)が、au回線やソフトバンク回線を使用している格安スマホ会社に乗り換える場合
ソフトバンクユーザーが(ソフトバンクの端末を持っている)が、ドコモ回線やau回線を使用している格安スマホ会社に乗り換える場合
docomo端末であれば、docomo回線を使っている格安スマホ会社ならSIMロック解除不要になります。
つまり、今使っているキャリア端末と同じ回線を使っている格安スマホ会社ならSIMロック解除不要ということです。
ただし、格安スマホ各社のHPで【動作確認済み端末】に載っていない端末だと、正常に使えない場合があります。
その際は思い切ってSIMフリーの端末を購入する(1万以下の端末も数多くある)か、【通話SIMと端末のセット】を選びましょう。
【徹底解説】格安スマホに乗り換える手順・方法
それでは、準備が整ったら実際に乗り換えていきましょう。
乗り換えるときに必要なものが3つあります。
1.身分証明書(免許証など)
2.携帯代支払い用のクレジットカード
3.MNP予約番号
今の電話番号を格安スマホで使う場合には、必ず【MNP予約番号】が必要になります。
自宅にいながらにしてできる、電話でMNP予約番号を発行してもらうのがラクです。
・docomoの受付窓口:0120-800-000
・auの受付窓口:0077‐75470
・SoftBankの受付窓口:0800-100-5533
電話をかけたら「MNP予約番号をお願いします」と伝えて、本人確認が済めば無事にMNP予約番号を教えてくれます。
「他社に乗り換えられる理由は何ですか?」と聞かれるので、「格安スマホのが安いからです」と答えておけばOKです。
無事に3つが揃ったら実際に乗り換え先の格安スマホのHPにアクセスして申し込みます。
この3つが揃っていれば、スムーズに申し込みできますよ。
逆に揃ってないと、「あれっ!こんなの要るの?」と面倒になって途中で挫折してしまいます^^
SIMカードが届いたらMNPの切り替え
待ちに待ったSIMカードが届いたら、今使っている携帯会社から電話番号を引き継いで、
格安スマホに乗り換えます。(MNP切り替え)
MNP切り替えの方法は、
「開通センターへ電話する」
「マイページから切り替える」
2つの方法がほとんどです。
どちらも、即時〜30分以内に格安スマホに乗換えが完了します。
今では、SIMカードと一緒に同封されている説明書に超詳しく載っているので、説明書どおりにやれば簡単にできますよ。
最後に、APN設定(初期設定)をすれば乗り換え完了!
「うわっ!最後にきて面倒くさそう・・・」と思ってしまうかもしれません。笑
ですが、3分ほどで完了する簡単な作業なので心配は要りません。
APNとは?
APNは、アクセス・ポイント・ネームの頭文字をとったもので、インターネット上にあるサーバーに接続するときに必要な設定のことです。
つまり、この設定をしておかないと、ネットに接続ができず、ネットの閲覧やメールが一切できないということです。
docomoやauなど大手キャリアが販売している端末は、すでにキャリアの接続サーバー情報が端末自体に書き込まれているので、自分で設定する必要はありません。
しかし、格安スマホの場合は、大手キャリアから回線を借りているため、サーバーは各MVNOで違うんです。
だからこそ、格安スマホは自分でAPN設定をしてネットに接続できるようにしておく必要があるんですね。
APN設定のやり方
それでは、具体的にAndroidとiphone別にAPNの設定方法をお伝えします。
Androidの場合
スマホの「設定」を開く
→「モバイルネットワーク設定」を開く
→「アクセスポイント名」の欄に、「アクセスポイント名」「ユーザー名」「パスワード」を入力する
(SIMカードに同封されている説明書に書かれている)
→「保存」をタップ
もし、説明書にも「ユーザー名」とか「パスワード」なんて載ってないなら、ネットで「楽天モバイル APN設定」などで調べれば、すぐに分かります。
iphoneの場合
iphoneの場合は、上記のパスワードやユーザー名を入力しなくても、各MVNO公式サイトから構成プロファイルをインストールするだけで、設定が完了します。
まとめ
大手キャリアなら受付のお姉さんがこれらの作業を全部やってくれるので、端末を受け取ったらすぐに使えてラクです。
しかし、この面倒な作業を自分で行うことで、年間72,000円も節約できると考えたら、めちゃくちゃ安くないですか。
もちろん、「やっぱり面倒だ」と感じる方もいると思うので、その場合は実店舗を持っているMVNOを選ぶのがオススメです。
実店舗を持っているMVNO
・イオンモバイル
・UQモバイル
・mineo(マイネオ)
「今のスマホに慣れているから」という理由でズルズルと高い携帯代を払い続けるより、浮いたお金でリッチな旅行をしたり、美味しいものを食べたほうが人生楽しくなりますよね^^