格安スマホでもLINEはそのまま引き継げるの?
「格安スマホにして料金を安くしたいけど、LINEってそのまま引き継げるの?」と疑問に思っていませんか?
結論:【問題なく引き継げます】
格安SIMには【通話SIM】と【データSIM】の2種類があります。
Docomo、au、ソフトバンクなど大手キャリアから格安スマホに乗り換える場合は、【通話SIM】を選ぶ必要があるんです。
データSIMだと電話をかけられないですからね。
もし、「スマホとタブレットの2台持ちだから電話ができなくてもいいけど、ネットだけは使いたい」という方はデータSIMを選びましょう。
もし、データSIMを選ぶ場合は、【SMS付き】と【SMS無し】の2種類があるので、間違いなく【SMS付き】を選ぶことをオススメします。
【SMS無し】を選んでしまうと【電話認証】ができないので、
LINE電話が使えない
LINEスタンプが使えない
ポイントサイトの換金がスムーズにできない
などの不都合が生じます。
詳しくはSMS付データSIMを選んでおくメリットをチェックしてください。
ただし、格安スマホでLINEを使うには、ポイントを抑えておいたほうが、スムーズに使えるので、今回は格安スマホでLINEを使う8つのポイントについてお伝えします。
LINEをスムーズに使うための8つのポイント
さて、ここからは格安スマホデビューしてからLINEをスムーズに使うための8つのポイントについて解説していきます。
1.LINEをするならSMS対応SIMを選ぼう
格安SIMをより安くするために、データSIMを選ぶ方もいると思います。
LINEの場合は、トークも音声通話もインターネットを通して行うので、ネットと通話の両方ができる通話SIMは必要はありません。
データSIMでは、SMS機能付きとSMSなしが選べます。
といっても、これから格安スマホに乗り換える方が大半だと思うので、電話ができる通話SIMであれば、SMSは付いてくるので心配はいりませんよ。
SMSってなあに?
SMS付きデータSIMであれば、LINEの登録が簡単に行えるんです。
利用手順は、「新規登録」をタップし「利用規約」に同意すると、SMSに認証番号が送られてきます。
これでLINEが使えるようになります。
2.LINE Outで通話もできる
LINEをやっていない携帯電話や固定電話に電話をかけて通話料が安くなる【LINE Out】も格安SIMで使えます。
利用するためにはLINEアプリの「その他」から「Call」を選べばOK。
肝心の通話料金は、
固定電話3円/分
携帯電話の場合14円/分
国際電話もかけることができ、通常より安くなります。
3.SMSなしデータSIMでもFacebookアカウント認証で使える
SMSなしのデータSIMでは、LINEが利用できないのか?
答えは、【No】です。
Facebookのアカウントで認証すればLINEを使うことができます。
SMSが付いていなくても、トークやLINE同士の無料通話ができますが、電話番号認証が必須のLINE Outは使えないので、要注意です。
なので、LINEで携帯や固定電話にかけたい方は、迷わずSMS付きデータSIMを選びましょう。
4.ガラケーと格安スマホでLINEに登録すればアカウントが作れる
もし「SMSは付いてないし、Facebook認証はしたくない」という方には、ガラケーとスマホの2台を使って新しくアカウントを作る方法があります。
スマホにLINEをインストールして電話番号入力を求められたら、ガラケーの電話番号を入力します。
そしてガラケーにSMSで届いた4桁の認証コードをスマホに入力すればLINEアカウントの作成が完了します。
5.乗り換える前にアカウントの引継ぎ設定は必ずしておいて
「今までLINEを使っていたから、そのまま格安スマホに引き継ぎたい」という方は多いと思います。
そのためには、あなたのLINEアカウントをメールアドレスもしくはFacebookアカウントに紐付けしておく必要があります。
どちらの設定もLINEアプリの「設定」→「アカウント」で行います。
格安スマホに乗り換える前にこの作業をしておかないと新しいスマホにLINEのアカウントを引き継ぐことができないので必ず行っておきましょう。
6.ID検索は使えない
唯一格安スマホでは、実現できない機能がたった1つあります。
それは「IDを使ったユーザー検索」です。
ID検索で友達登録をしていた方は注意が必要になります。
ID検索は年齢認証が必須で、格安SIMでは年齢認証ができないためです。
LINEの年齢確認は、大手キャリアと協力して行っています。
ですが、MVNO(※)とLINEのシステムは連携していないため、年齢確認ができないんです。
MVNOとは
格安スマホを提供する会社のこと。
MVNOが提供するデータSIMのことを【格安SIM】と呼ぶ。
楽天モバイル、LINEモバイル、BIGLOBEモバイルなど、2017年末時点でのMVNO会社数は、817社あります。
MVNOで唯一年齢認証が可能になったのが、【LINEモバイル】です。
もし、ID検索で友達登録をしたいという場合には、LINEモバイルを選びましょう。
通話SIMの月額料金も1,200円(税抜)で大手キャリアから比べるとかなり安いです。
かといって、格安スマホにありがちな通信速度が遅いこともなく、通信速度の評判が良いMVNO会社です。
7.自分専用のURLを発行すれば、離れた人とでも友達登録が可能
もし、
「LINEモバイルじゃなくて楽天モバイルに乗り換えたい」などLINEモバイル以外のMVNO会社に乗り換えたい場合は、残念ながらID検索は使えません。
なので、ID検索以外の方法で離れた人とLINEの友達になる方法があります。
「自分専用のLINEのURLを発行する」という方法です。
大手キャリアを使っている人は、ID検索で離れた人でも友達登録できるので、あまり知られていない方法になります。
自分のURLまたはQRコードををメールで相手に送り、自分を探してもらうと、友達申請ができるようになるんです。
ID検索より多少は面倒ですが、何よりも月額料金が圧倒的に(月4000円から6000円以上)安くなるので、これくらいは十分許容できると思います^^
ちなみに私が使っている楽天モバイルは月2,000円台で使えています^^
8.LINEを徹底活用して、通話料を限りなく抑える
LINEの登録が完了すれば、LINE同士で【無料通話】ができるようになります。
格安スマホにも【かけ放題】というサービスもありますが、【月額○○○円で○分かけ放題】というオプションになります。
つまり、オプションを付けた分だけ料金が高くなってしまうんですね。
なので、料金を限りなく抑えたいなら、LINEの無料通話を徹底活用しましょう。
格安スマホのプランを選ぶとき、
500MBプラン
1GBプラン
3GBプラン
など、細かくデータ通信量に応じて料金が決まっています。
LINEはネット回線を使って通話をするので、LINEで無料通話をし過ぎてしまって、データ容量を超えてしまうと、通信速度が落ちてしまいます(速度制限)。
そのため、途中で声が途切れたり、よく聞こえないといったことが起きます。
では、どれくらい無料通話してしまうと、声が途切れたり、よく聞こえないといった現象が起きるのでしょうか?
目安を以下の表にまとめてみました。
無料通話 | トーク | |
500MB |
27時間45分/月 |
25万回/月 |
1GB |
55時間30分/月 |
50万回/月 |
3GB |
166時間30分/月 |
150万回/月 |
データ容量が少ない500MBでも1日55分の無料通話ができるんです。
よっぽど長電話する方でないかぎりは、十分だと思います。
もし、「いや、私は1日1時間以上、家族や恋人と電話するんだけど」という方はLINEモバイルを選んでおけば、LINEの音声通話のデータ通信量はフリー(カウントされない)になります。
つまり、「LINEでたくさん電話しちゃったからネット閲覧や動画を見たいのに、遅いから見れない」なんてこともなくなります。
格安スマホでもLINEはしっかり使えますので、安心して乗り換えられますね^^
年間72,000円もオトクになったりするので、その浮いたお金でおいしいものを食べに行ってもいいですね^^